【英語学び直し】ハリーポッターを英語で読んでみた|第一章の読書記録と難しかった英文5選

こんにちは! いまのまのハリー・ポッター原書読破への挑戦、ついに第1巻第1章『The Boy Who Lived』の読書記録です。

まずは第1章のリアルな数値を公開します!



第1章の読書データ

  • ページ数:18ページ
  • 読了時間:104分
  • 辞書で調べた単語・表現:141個
  • Kindleの英和辞書だけでは理解できなかった単語・熟語:4個
  • 意味は推測できたが、知らなかった慣用表現:4個

18ページで141語……!

1ページあたり約8語も調べている計算になります。想像以上に骨が折れましたが、その分たくさんの発見がありました。

Kindle辞書だけでは分からず「英英辞書」で調べた単語・熟語

Kindleの英和辞書でしっくりこなかった表現は、英英辞書(Longman Dictionary/ Cambridge Dictionary)を引くことでクリアになりました。

  • the get-ups:奇抜な服装(a set of clothes, especially strange or unusual clothes)
  • lot:連中、仲間(a group of people or things considered together)
  • tin:缶、金属製の容器(small metal container in which food or drink is sold)

意味は推測できたけれど、知らなかった慣用表現

本文の文脈からなんとなく意味は推測できたものの、慣用表現・イディオムだとは知らなかったものもありました。

意味をより正確に理解するためこれらの表現も英英辞書で確認しました。

  • turn someone’s head:人を夢中にさせる、図に乗らせる
  • get/take a grip on yourself:気持ちをしっかり持つ、落ち着く
  • lose our heads:取り乱す、冷静さを失う
  • pull yourself together:気持ちを立て直す、元気を出す

単語を一つずつ訳すだけでは分かりにくい表現も、英英辞書の説明を読むことで、意味をより具体的に理解できました。

英英辞書でも意味が分からなかった表現

英英辞書で調べても意味が分からない表現もありました。作品中で使われている独自の名称だと思われます。

Put-Outer

英和辞書で調べると、put out ~ には「(明かり・火などを)消す」という意味があることがわかりましたがput outerという熟語は英英辞書でもでてきませんでした。

Put-Outer は単語の始めが大文字になっており、ハイフンでつながれています。この表記からも、一般的な表現というより、何か特定のものを指す名称ではないかと考えました。

本文中で「銀色のライターのような道具で街灯を消していく描写」があったことから、「明かりを消すための魔法の道具」の名称を表す造語だと分かりました。

辞書に載っている意味を調べるだけでなく、単語の表記、本文の描写から意味を推測することも、洋書を読むうえで大切だと感じました。

【文法・構文】単語は分かるのに意味がつかめなかった文

今回一番勉強になったのが、「知っている単語なのに文構造のせいで誤読しそうになった文」です。

① flutter past の見抜き方

None of them noticed a large tawny owl flutter past the window. (彼らの誰も、大きな黄褐色のフクロウが窓のそばを羽ばたいて通り過ぎるのに気づきませんでした。)

一瞬 flutter(羽ばたく)と past(通り過ぎて)で動詞が2つ並んでいるように見えましたが、past は「〜を通り過ぎて」という前置詞でした。

② dead が副詞で使われるケース

Mr Dursley stopped dead. (ダーズリー氏はぴたりと立ち止まった。)

dead は形容詞(死んでいる)しか知らなかったのですが、動詞 stopped を修飾して「完全に、ぴたりと」という意味の副詞として使われていました。

③ 一時的な状態を表す be being + 形容詞

he was being stupid (彼はばかなことをしていた/ばかな考え方をしていた。)

He was stupidではなく、was being stupid と進行形にすることで「その瞬間、馬鹿な振る舞いをしていた」という一時的な状態を表します。

④ 比較・否定の構文 not so much as

It didn’t so much as quiver when A, nor when B. (Aしたときも、Bしたときも、それはぴくりともしなかった。)

quiver(揺れる)を知っていても、not so much as ~(〜することさえしない)という構文を知らないと訳せませんでした。nor when で「〜のときもまた〜ない」と続いています。

⑤ 関係代名詞の修飾先の引っかけ

The owls are nothing to the rumours that are flying around. (フクロウのことなど、今飛び交っている噂に比べれば大したことではない。)

最初は flying around(飛び回る)を見て「フクロウが飛んでいるのかな?」と勘違いしました。しかし関係代名詞 that に注目すると、飛んでいるのはフクロウではなく the rumours(噂)だと気づけました!

第1章を読み終えての感想

単語の意味を個別に追うだけではストーリーが入ってこず、文法や構文、イディオムの知識があって初めて情景が浮かぶのだと痛感しました。

最初は18ページ読むのにかなりの時間がかかりましたが、疑問を1つずつ潰していく作業はパズルを解くようでとても楽しかったです!

次は第2章に挑戦します。どれくらい調べた単語数が減るか(あるいは増えるのか…?)、ぜひ次回もチェックしてみてください!